
遅れました。
あまりにも疲れが出てきて、今日一日(5月24日)本当にダウンです。
夜お呼びがかかったらどうしようかと思っている現在です。
寝ていました。
印フル?
1.KS先生(2000以上の学級を参観されている。)
よくない授業
① 全員が授業に参加していないのに進んでいる授業。
② 一人ひとりをチェックしていないで進める授業。
③ 教師の方向を見ていないのに進める授業。
④ 聞いていない子がいるのに説明する授業。
⑤ スモールステップでの構成がされていない授業。いきなり高いレベル。→するとわからない児童にとっては無駄な時間が→空白
何がかけているか。
① やらせるべきことは最後までさせていない。
② 確認を怠っている。
③ 聞く姿勢ができていない。
④ 学習態度から気持ちが読み取ることができていない。
⑤ 空白の時間を生んでしまっている。
⑥ 考えを書かせる指導がない。
⑦ 全員に考えを持たせていない。
⑧ 学んだことを途中で確認していない。
⑨ 発見させるということがない。
⑩ 時間が早くてメモできず…。残念。
なぜ、授業が上達しないのか。なぜうまくいかないのか。
うまくいっていないことに気づいていない。
当たり前のことに気づかない現状が存在する。
3つの原因
① 基準 教師が、よい授業の基準を持っているか。
ぎりぎり3つ
1 学力形成
2 全員参加
3 教師主導
② 基本 基本的な技術
③ 自己評価 的確な自己評価
よい授業とは何なのだろうか。それぞれを詳しく見ていこう。
① 基準 教師が、よい授業の基準を持っているか。
1 学力形成
授業の最重要責務は、「学力形成の1点」
学力形成が「確かに」「より大きく」なされる授業が、よい授業。
授業者、子供、参観者が、「伸びた」「分かった」「変わった」そう思えるものが、よい授業。三者名弁。
2 全員参加
教室にいるどの子供も一人残らず授業に積極的に参加している状態。
しかし、現状は…。
現状:一部参加、優先活躍、部分活躍
3 教師主導
あの先生だったからこそ伸びたのだ。
あの先生が鍛えたから向上したのだ。
② 授業の基本 基本的な技術
全員参加 → 教育技術・学習習慣 それらは 実践力
教師主導 → 教材研究 授業理論 それらは 授業企画力
それらがあってこそ、学力形成がうまれる。 授業評価・改善力といえる。
全員参加とは・・・
挙手、椅子、服、鉛筆、発言、ノート、聞くなどなど。
これらの基盤がなければ、学力はつかない向上しない。
発言~全員参加との関係~
小さい声の発言
授業は全員でする営みだと思っている教師なら、全員に聞こえないような小さい声の発言をそのままま許容していてはならない。 千葉大 宇佐美さん
教育技術~全員参加の授業つくりのポイント~
どうしたら全員参加させられるか?
→形式的な授業「どうですか?」→「わかりました。」「そうです。」からの脱却
形式的な授業から脱却したとたんに、崩壊してしまうこともあるので考えて。
優れた教育技術の紹介 → 活用できれば、授業は大きく変わる。
1 ○付け法 5秒、15秒、部分肯定
2 復唱法
3 発問→個別指導→巡視→指名
4 小刻みなノート指導
今から3人に発表してもらいます。自分の意見に近い人の名前を書きなさい。
どうしてそう思ったのか。理由を書きなさい。
授業理論~教師主導の基盤~
どの教科にも活用できる本物の授業理論。
教えて考えさせる授業。 東大 市川伸一先生
教師の姿勢として大切なことは、情熱を持っているか。
本を読む。一流の教師の授業を見に行く。
当たり前のことである。
しかし、同じものを読んだり見たりしても人それぞれ違う。
謙虚に素直に。
「学ぶ意欲」と「謙虚さ」が大切である。
③ 自己評価
自己評価は2割り増しの法則がある。
社会的重要度に対して、自己評価と世の中の評価では2割ほどのギャップがある。自己評価は常に周りからの2割り増しということを肝に銘じたい。
授業力は上機嫌と情熱があってこそ。
上機嫌のために笑顔の練習。
情熱のために、謙虚に学ぶ意欲を持ち続けたい。
情熱に裏付けられた上機嫌、それによって授業力は上がるのである。
2.TM先生
造形活動とは、造形によるコミュニケーションである。
例:・アイデアの構想の段階での、アイデアの交流
・できた作品の見せ合い
→仲間との交流
多くの実践の紹介
・1年 色水作りから、スポイトで画用紙にドットを打って作品づくり
・3年 引いたらクスリ 画用紙を組み合わせて、1枚を引くことで新しい画面が見える
自分の作品で相手を喜ばせる。
・4年 正方形の色画用紙を外側から内側へと切って、対称になるようにはりつけて作品づくり
3.TS先生(鉄人)
音読指導
音読
① 声を出すことで、心を開く.潜在能力を開花させる。
あれというのはエネルギーのベクトルは誤った方向に行った状態。よいほうにもって行けばよい。
② 学力保障とコミュニケーション
③ 学級経営
「音読が大切。」と分かっている教師でも、つまらない音読指導の結果、いつの間にか指導をしなくなってしまうことが多い。
子どもを伸ばすことが、教師の最大の目標。
教師が努力を惜しんではけない。
教師が楽しんで取り組むこと。
そのためにも、楽しい音読指導法を知り、実践する必要がある。
① 一人二役
一人で読むだけではつまらない。聞き手がいることを意識させる。
→ 読んでいない子を参加させる。→ 「○○さんの読み方はどうだった。」など、聞いていなければならない状況をつくる。
② 子供と教師 教師におびえる子供と教師というシチュエーションで二役を演じる。
③ 紙を見ずに演じる。
④ 教師の演技力、アクションで子どもを惹きつける。→ 教師が手本を見せることが大切。越後屋っぽく。
アクションでもいろいろある。音読前にアクションさせる。アクションの跡に音読させる。音読の途中でアクションさせる。
映画監督が役者をカメラで取るときのようにとる。(これは具体的に見せないとわからないかも。)
などなどバリエーションは豊か。
③教師の細かい指導 → 状況を表す言葉を大切にする。→ ささやく、いっぴき、はやくなど。
④どのような状況→ おどろいているのか、寒いのか、震えているのかなど。くま袋を持っているのか?見つけたのか?近づきながらなのか?どんな大きさなのか?
⑤視線・距離感→ 近いのか、遠いのか、上なのか、下なのか、広い→ひろ~いなど。
⑥数量の関係 → 一本なのか、たくさんなのか。
⑦これらの状況に、動作を交える。→ イメージを膨らませる。
↓
これらの繰り返しが、自然と表現の解釈につながっている。
何回も取り組むこと。→ 練習した回数に比例する。日頃から音読指導をしていくことが大切である。(どの教科にかかわらず。)
聞き手がいることが必要。
音読しているときに、あなたはその子の気持ち、主人公の気持ちになっていますか。
お笑い芸人も客がいないと。
だから、音読をするときには、反応があるといい。反応があるからこそ、演技できる。
あくびをしたり、やな顔をした子が射たときには、「非常に君はやな感じの演技が上手だね。」などといって「それは、演技か?それとも俺に対する挑戦か?」とユーモアをもって対応。決して怒らない。怒り方も3つある。
どれがいいか。怒るときにも演技。けんかしたりして起こっている子がいたときにも、「いいねえ、その怒った演技。では、テイク2スタート。アクション!」などといって対応。
音読はすべてに使える。無意識の内に読解をしている。コミュニケーションにつながる。
これが、学級経営の基本になる。
人は簡単にマイナスに慣れてしまう。プラスに物事を考えることが大切。継続指導を怠らない。ほんのちょっとの工夫を、毎日毎日、毎時間毎時間続けること!
4.HF先生(哲人)
万能な教育技術は存在しない。
あって初めての相手と握手、自己紹介する自己紹介ゲーム。
これはよく人権教育の場で行われる手法。
教育技術はあるのこしたことはないが、使い方をまちがえるととんでもないことになる。ひとつの手法しか知らないと失敗する。その技術を、いつ、どういう形で使うか、それを考えることこそ、教師の哲学である。
全部うのみにしない。「何で?」「何でそうなの?」と常に考える。
信用しすぎてはいけない。
御礼をしたい。
とてもいい学びだった。
何事も自分で具現化してこそ。
その場の情熱だけではいけない。
小学校実践がやれるうちにやりたい。
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